鉄道施設における実証実験開始について
2022年06月02日 更新
アイコサポートは鉄道施設における実証実験を開始します。
以下、ニュースリリース本文です。
東武鉄道株式会社(本社:東京都墨田区、取締役社長:根津 嘉澄、以下「東武鉄道」)、
損害保険ジャパ ン株式会社(本社:東京都新宿区、取締役社長:白川 儀一、以下
「損保ジャパン」)および株式会社プラ イムアシスタンス(本社:東京都中野区、取締役
社長:大木 雅人、以下「プライムアシスタンス」)は、 2022年6月から
プライムアシスタンスが運営する視覚に障がいのある方向け遠隔サポートサービス
「アイコサポート」の鉄道施設内でのサービス提供に向けた実証実験を開始します。
「アイコサポート」とは、スマートフォンからの映像をもとに、オペレーターから視覚情報
をお伝えするサービスで、この実証実験では、商業施設等の既存のサービス対象に加え、
駅のプラットホーム上まで を対象として拡大し、安全面のほか、通信状況や騒音など
予想される問題点等を明確にし、実用段階で視 覚に障がいのある方が鉄道を安心して
ご利用いただけるサービスの構築・提供を目指します。 概要は【別紙】のとおりです。
【別 紙】
視覚に障がいのある方向けの遠隔サポートサービス「アイコサポート」の
実証実験概要
1.実施期間 2022年6月~2023年1月 上記期間中に、スポット検証を複数回行います。
2.実施場所 鉄道および駅に併設する商業施設(東武鉄道 東上線 和光市駅・志木駅 など)
3.主な検証項目 (1) 視覚に障がいのある方の利用シーン毎の安全性、利便性 (2) オペレーターの案内方法およびリスク (3) 「アイコサポート」利用中の駅係員の応対方法 (4) 視覚に障がいのある方以外の駅利用者への配慮 (5) 通信状況や騒音などの利用環境 (6) 視覚に障がいのある方向けサポートツールとしての社会的認知
4.各社の役割
東武鉄道
・実証実験環境の提供
・駅構内での「アイコサポート」の利用に伴う安全性・利便性の検証
損保ジャパン
・リスクアセスメントの実施
・サービス実用化に向けた支援
プライムアシスタンス
・遠隔サポートサービス「アイコサポート」の提供
以上